実際に塗料を選ぶときの希望をもとに、選び方を5つご紹介します。
選ぶ塗料によって、効果や次回のメンテナンスまでの期間が変わってきますので、どんな外壁にしたいか大まかにでも考えておく必要があります。
・外壁を長持ちさせたい
とにかく長持ちさせたいと考えているなら、フッ素塗料などの耐用年数の長い塗料がおすすめです。
ただ、塗膜が硬いフッ素塗料や無機塗料は、シリコン塗料のような柔軟性に欠けるのがデメリットで、ひび割れに気を付けなければなりません。外壁との相性が悪い場合もひび割れのリスクが高まるため、耐用年数だけにこだわらず、家の外壁と相性がよい塗料の中から長持ちするものを選ぶのがよいでしょう。
・費用を抑えながらしっかりと効果を発揮させたい
費用はある程度抑えながら効果の高い塗料といえば、シリコン塗料やラジカル塗料がおすすめ。アクリル塗料やウレタン塗料のような比較的安い塗料は、耐久性の面ではあまり高くないのが実情です。コストパフォーマンスの面と耐久性や効果を考えるとしたら、耐用年数が10年程度なシリコン塗料やラジカル塗料が最適といえるでしょう。
・とにかく安くしたい
とにかく安価で外壁塗装したいと考えるなら、アクリル塗料やウレタン塗料がよいでしょう。耐用年数が短いのが特徴なので、次のメンテナンスが必要ない場合や頻繁に外壁塗装を行う予定がある場合におすすめです。
・外壁を汚れから守りたい
外壁が汚れにくい塗料といえば、親水性の高い塗料です。例えば、フッ素塗料・セラミック塗料・ナノテク塗料などがあげられます。
これらの塗料は、塗膜についた汚れの間に水分が入り込みやすく、雨水によって汚れを洗い流すことができます。
このように親水性の高い塗料は、低汚染型塗料とも呼ばれ、外壁を汚れから守りたい場合におすすめです。
・潮風に強いものがいい
潮風が当たる海沿いの家の外壁の場合に心配になるのが、塩害です。
海水の塩分が風によって運ばれ、外壁についてしまい塗料の劣化を早めてしまうのが理由のひとつ。潮風から外壁を守るなら、塗膜が丈夫な塗料を選ぶ必要があります。フッ素塗料や無機塗料、アクリルシリコン樹脂系塗料など塗膜が丈夫で耐久性の高いものがおすすめです。
塗料選びは、外壁塗装の大切な第一歩です。外壁や周辺環境を理解し、予算を考えつつ、耐用年数など塗料の特徴をしっかりと理解した上で選ぶことが重要です。外壁塗装は家を守るための大切なメンテナンス。
外壁塗装のことなら、株式会社國吉建想へご相談ください。
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